愛犬のしつけはとても難しいものですが、叱ることだけでは解決にはなりません。

愛犬のしつけには愛情をもって根気強く接してあげましょう。愛犬にもきっと愛情は伝わります。

 

愛犬のしつけは本当に難しいものですが、愛情があれば必ず理解し分かり合えるでしょう。根気強くあきらめない気持ちは愛犬に必ず届きます。

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犬のトイレ

 

犬を飼うにあたって、トイレをしつけるのは大切なしつけのひとつです。犬にとって、自分の寝床以外はすべてトイレです。これはいたずらでも悪意があるわけでもなく、犬の常識なのです。飼い主と犬がお互いに気分良く生活するために、根気強いトイレのしつけが必要です。人間の赤ちゃんがオムツをしないようになるには、2、3年かかります。犬がトイレのしかたを覚えるには半年以上かかることもあります。現行犯以外では叱らずに、上手にできた時に誉めることで覚えさせましょう。

 

■トイレの場所

 

犬は排泄をする際、無防備な体勢になるので、安心して落ち着いて排泄ができる環境を作ってあげることが大切です。玄関など、暗くて寒い場所や、人の出入りが多い場所は、犬が安心して排泄することができません。犬をトイレに連れて行っても、そこから出てしまうのは、そこがトイレにふさわしくない場所だからかもしれません。

また、ケージやサークルの中にトイレを設置する場合、犬は寝床以外で排泄をしようと、たまたまトイレに行くことがあります。一見トイレが上手にできているように見えても、トイレをケージから出したり、室内で遊ばせたりすると、上手にできないこともあります。

どうしても子犬をひとりぼっちにしなくてはならない時や、子犬を飼いはじめた最初のうちなどを除いて、トイレはケージから出しておいた方が後々のためにはいいでしょう。

また犬が排泄をするときに、子供が覗き込んだり、みんなで注目したりすると、犬は落ち着いて尿をすることができません。じーっと注視せずに、さりげなく見るようにしましょう。

 

■初めてのトイレ

 

犬を家に迎えると、犬は知らない場所で不安がいっぱいなので、歩きながら部屋のにおいを嗅いで、ここが安全な場所かを確認します。そのうち、犬がクルクルまわりはじめたら、それがおしっこのサインです。

あわてずにペットシーツを下半身にあてて、ゆっくり犬のトイレに連れて行きましょう。そのまましばらく待って、おしっこをゆっくりさせます。この時、みんなで見つめたりせず、おしっこができたら「○○ちゃん、いい子ね」とやさしく静かにほめてあげましょう。

あわてて大声を出したり、誉めるときに激しく誉めたりすると、子犬はびっくりしてしまうので、あくまで静かにやさしく接することで、しつけを覚えやすくなります。

また、子犬を飼いはじめた最初のうちは、トイレをケージやサークルの中に設置しておいてもいいでしょう。

 

■トイレトレーニング

 

・朝起きたらトイレへ
朝犬が目を覚ましたら、トイレに連れて行きましょう。犬は寝ている間は排泄をしません。犬が安心してゆっくり眠っていれば、起きて5分以内に排尿するはずです。ただ最初のうちは慣れない環境なので、排尿まで時間がかかるので、気長にゆっくり待ちましょう。

・食後にトイレへ
犬も人間と同じで、食事をすると胃や腸の反射から排泄したくなります。食事が終わったらトイレに連れて行き、同じく気長に待ちましょう。

・2時間おきにトイレへ
犬が自発的にトイレに行くようになるまで、定期的にトイレに連れて行くようにしましょう。

・夜寝る前にトイレへ
寝ている間はトイレに連れて行けないので、夜寝る前に必ずトイレに連れて行ってあげましょう。

犬が上手に排泄できたら、静かにやさしく「○○ちゃん、いい子ね」と誉めてやり、その後室内で自由に遊ばせたり、いっしょに遊んだりしましょう。しばらく遊んだらケージやハウスで休ませます。これを繰り返していくうちに、犬は上手におしっこすると遊んでもらえると認識します。犬にとって、本来排泄は気持ちのいいものなので、誉めてもらえて、遊んでもらえることで、さらにしつけの覚えがよくなります。

 

■失敗しても叱らない、あわてない

 

犬がトイレを失敗しても、落胆しないようにしましょう。そんなに簡単には覚えられません。最初のうち、犬をトイレに連れて行っても、トイレから出てしまうこともありますが、落ち着いて犬の動きを観察しましょう。犬は気に入った場所を見つけると突然排尿します。あわてずにペットシーツを下半身にあてて、ゆっくりトイレに連れて行ってあげましょう。

トイレがうまくできなかった時は、そのままケージやハウスに戻し、誉めずに遊ぶこともしないようにします。上手にできた時は遊んでもらえるのに、できなかった時は遊んでもらえないことで、犬はしつけを覚えていきます。

またトイレに失敗しても、大声を出したりしないようにしましょう。誉めない、遊ばせないことで、犬に覚えさせるようにして、あきらめずに根気良く続けていきましょう。

またトイレ以外でおしっこをしてしまった時、後始末は事務的に黙って行いましょう。体罰を加えるのは論外ですが、ぶつぶつ文句を言いながら片付けていると、犬は、飼い主が自分の尿の臭いをかいでいると思い、自分に興味があるという友好的なサインだと勘違いすることがあるからです。

 

■糞を踏んでしまったら

 

子犬のうちはよくあることですが、犬が自分で自分の糞を踏んでしまうことがあります。その場合は、すみやかにお湯で流したり、足だけシャンプーしたりして、タオルで拭いてドライヤーでしっかり乾かします。これらの手入れを怠ると、室内が汚れるだけでなく、湿疹の原因になります。

また、思わぬところに糞があり、飼い主が踏んでしまった時、叱ったり、大声を出したり、もちろん体罰などをしてはいけません。叱られても意味が分からず、人間に対する反感が大きくなるだけです。愛情を持って根気強くトイレをしつけることに徹しましょう。

 

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